メタプログラミングRuby / Paolo Perrotta 著, 角征典 訳

メタプログラミングRuby

メタプログラミングRuby

Ruby自体普段使ってないので、あまり語ることもないのですが、おもしろかったです。
メタプログラミングの話もそうですが、Rubyのオブジェクトモデルの話が整理されていて、自分の中で曖昧だった特異クラスとか、特異メソッドの辺りの話がクリアになったのも収穫かな。
書籍の内容については@ITRubyの魔術という記事中のPaolo Perrotta氏の部分が結構良いまとめになっている思います。
記事中で私が興味深かったのは著者のPaolo Perrotta氏が語っている

「ほかの言語で学んだことはいったん忘れることです。なぜなら、これはRubyであり、Rubyというのは、こうやって使うものだからです」

という言葉です。やっぱり言語によって思考は規定されていくんですよねぇ。