森枝卓士の「カレー三昧」 / 森枝卓士

森枝卓士の「カレー三味」―本場じこみのレシピ集 (日曜日の遊び方)

森枝卓士の「カレー三味」―本場じこみのレシピ集 (日曜日の遊び方)

20年以上前の本ですが、おもしろかったです。
知り合いのミャンマーの方からカレーを頂くことがあるんですが、この本に書いてあることを読んで「確かに!」と思いました。紹介が

ユニークなカレーには事欠かない東南アジアでも、ミャンマー(ビルマ)のものはちょっと独特だ。脂っこさではほかには負けないし、インドに近いような感じもするが、和風のそれに近いような感じもする。

で、作り方の最後が

水気が少なくなり、油の海の中に肉が浮いているような感じになったらできあがりだ。

という感じです。まさにそのとおり。
ちょっと前に読んでた

世界のカレー料理

世界のカレー料理

辺りに出てるミャンマーのカレーより、納得できる感じ。
まあ、人によって作り方も味も違うでしょうから、どちらが正しいとかはないと思いますが。
この本が出た頃と違い、スパイスもタイ米も家の近所で簡単に買えるんですよね。
良い時代です。