消えた神の顔 / 光瀬龍

消えた神の顔 (ハヤカワ文庫 JA 115)

消えた神の顔 (ハヤカワ文庫 JA 115)

いつものように古いSF。古本屋で買ったのをすっかり忘れてました。
短編集で収録作品は以下のとおり。

  • アトランティスは、いま
  • 飛加藤を斬れ!
  • 二十年前、新宿で
  • ボレロ一九九一
  • それでは次の問題
  • 錆びた雨
  • 人は情によって死ぬ
  • それは元禄十五年か、それとも十六年か
  • 同業者
  • 天の空舟忌記
  • 不良品
  • 乗客
  • いまひとたびの
  • 私のUFO
  • 消えた神の顔

一番SFらしいのは表題にもなっている「消えた神の顔」ですが、私がおもしろかったのは「飛加藤を斬れ!」、「二十年前、新宿で」、「私のUFO」辺りですね。
全体的に光瀬節全開で安心して読める感じです。
しかし年取ったせいか時代小説の方がおもしろいかも、と思う今日この頃…。