脱「ひとり勝ち」文明論 / 清水浩(著)
- 作者: 清水浩
- 出版社/メーカー: ミシマ社
- 発売日: 2009/06/05
- メディア: 単行本
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電気自動車エリーカを作った人が書いた本。
Tech総研にもインタビュー記事(世界最速の電気自動車「Eliica」をつくり出した清水浩/Tech総研)があります。
何か月か前に読んで、そんなにちゃんと内容覚えてないんですが…。(^_^;
一応、メモが残ってたので、それを載せときます。
- 変われない理由もわかりますし、その事情ももっともですけど、そろそろですけど、そろそろ変わったほうがいいですよ
- 「なぜ?」と考えるのが理学屋さん。「これ何に使うの?」と考えるのが工学屋。
- 方針がはっきりしているところに莫大な予算を注いだら、ものごとというのは、けっこう簡単に実現してしまうんだなぁ、という、ミもフタもない現実
- 電池, インバーター用のトランジスタ, モーター用の磁石
- お金や技術といった変化するための諸条件は整っているにもかかわらず、社会システムが古い技術に対応しすぎている。そのため、短期的変化が不可能であるかのような雰囲気が漂っている。それがいまの日本の状況
- 持続的イノベーションと破壊的イノベーションの中間のソフトランディング
- 日本のがひとり勝ちするんじゃなくて軟着陸することをグローバルスタンダードにする
- 革命の軟着陸
- 二十世紀文明から二十一世紀文明へ
- あまりに楽観的過ぎる気はするけど、この本が出た当時よりも日本は岐路に立っているのは確かで、将来を楽観的に見えることは大事。難しい気はするけど。