通常運用

地震が発生してから2日。
東京都内に関しては地震当日に電車が止まったり、一部の建物で被害が出た以外はほぼ通常と変わらない。
しかし三日以内にM7以上の余震が起こる確率が70%, その後の3日以内で50%という状況であり、何より福島の原発の状態を考えると緊急事態なのに変わりは無い。
じゃあ、どう生活していけば良いのだろうか?
いつも読んでいるブログに興味深い話があった。神奈川県でコンビニを経営している店主の方のブログだ。
ちょっと長いが引用してみる。

 今回、確かに売上は上がった(その分損害もでかかったわけだが)が、しかしその売上のかなりの部分が、いちおー事態が収まったあとの「不安に駆られた人々の大量買い」によっている。本気でやばい状態だったらこっちも数量制限とかかけるんだけど、見通しは立ってるんでふつうに売った。だけど、売る側から見てると「それ必要なの?」って思う大量買いすごくあった。別に災害の歴史とか勉強してるわけじゃないんだけど、本当の緊急時にはああいう物資の大量の抱え込みが、均等な配布を妨げるものになるんじゃないかと思う。そして、なぜそんなことになったかといえば、客のほうに必要以上の恐怖心があったからだ。

 わかっておくべきは「いつまでがんばれば生きることに不安がなくなる」っていう情報だ。これがわかって周知徹底されれば、パニックの起きる確率は大幅に下がると思う。俺自身は災害とかに対して非常に鈍感なほうで、それは、いかに震度4か5程度とはいえ、揺れが収まるまでそもそも布団から出ることすらしなかった、みたいな部分によく表れてるんだけど、そういう人間でも「いったいこの状況はいつまで続くのか」っていうことには相当な不安があった。もしこのときに「首都圏の被害はあまり大きくないから、国を動かしてる根幹のシステムはまだ死んでない」っていうことがはっきりわかってれば、ここまで不安にはならなかったと思う。

 もちろん問題は、そうやって周知徹底させるシステムなんてどうやって構築すんだよって話なんだけど、そこはとりあえず措いておく。この優先順位は「まさにそのとき」俺が欲しいと思ったものにもとづいて書いてるからだ。

http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20110313/1299997896

確かに近所のスーパーに買い物に行くと仕入先の関係で一部の商品は品切れ、ろうそく, 懐中電灯, 電池といった防災用品が品切れという状態。まさに不安からだと思う。
しかしこの不安は解消できるのだろうか?
時間がたたないと分からないが、自分に出来ることをやりながら、不安を抱えながら日常を刻んでいくしかないのだろうと思う。

ということで取り合えず明日からは仕事も始まる(だろう)し、なるべく平常に戻れるようにしてこうと思う。
もちろん、「出来ることをやる」ことも大事なので以下に役立ちそうなリンクでも並べておく。

tepcoのページ繋がらないので、明日の輪番停電の資料。
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110313mog00m040012000c.html

いろいろ役立ちそうな情報の一覧
東北太平洋沖地震に関して役立ちそうな情報一覧(随時更新中) | C.I.L.

目で見る防災用品
文字で見るよりも良いかも。防災用品。

余震の際の避難の備え
余震に備えるために 避難に備えるために - Ameba News [アメーバニュース]

義捐金の受付先
【更新】東北地方太平洋沖地震の義捐金等受付先まとめ | ライフハッカー[日本版]

知人が拡散して欲しいと書いていたので、情報提供のお願いです。
http://ameblo.jp/masukarasu1/entry-10829411922.html
見つかられたそうです。ありがとうございました。