詭弁論理学, 逆説論理学 / 野崎昭弘

詭弁論理学 (中公新書 (448))

詭弁論理学 (中公新書 (448))

逆説論理学 (中公新書 (593))

逆説論理学 (中公新書 (593))

どちらも野崎昭弘氏の著作です。
詭弁論理学は強弁術, 詭弁術というものを定義をし、それぞれのパターンを観察することによっておかしな議論に巻き込まれず済むように、またそこから論理のあそびを楽しむことが出来るようにと続く構成の本です。
逆説論理学の方は逆説, 逆説的なものから論理的な分析を行う流れとなっており、詭弁論理学よりも数学が前面に押し出された構成の本となってています。

一度、読んだ本ですが、論理学を読んだので、再読してみました。再読ということもあるのですが、以前読んだ時より内容が理解出来て楽しむことが出来ました。(以前読んだ時は、へーとしか思わなかったことが理解できるようになっている気がしました。)

書名はいかめしいですが、軽く読めて楽しめる良い本だと思います。